膝の痛みも骨粗しょう症も特に中高年の女性に多い病気なので、人によっては関係性を疑われるかもしれません。しかし因果関係はありませんので心配は要りません。
理由を解説します。
骨粗しょう症-骨がもろくなる病気
骨粗しょう症とは主に女性に見られる病気で閉経の時期になると女性ホルモンの分泌量が減ります。そうすると骨中のカルシウム量が減り骨密度が低くなり骨がスカスカになります。
骨粗しょう症は程度の差こそあれ1,000万人いるとも言われています。
関節症は骨量が異常に増加する現象
変形性ひざ関節症の多くは膝の内側が削れてきますが、症状が進行すると削れた骨を再生しようと骨棘(骨の棘)や骨堤が形成されます。
症状おける身体の反応は正反対であることから合併して起こるものではないことが分かります。ただし骨粗しょう症だと手術が難しくなることがあるので事前に治療を行います。
結論として 発症の年齢層が同じなので同一視される傾向があるようですが心配は要りません。しかし、どちらの場合は運動療法は効果的なので引き続き筋肉トレーニングやウォーキングなどの運動は必要不可欠です。