膝が痛む年配男性

膝の痛みを感じる人は中高年を中心としていますが、必ずしも老化現象とは言えない理由があります。

それで膝が痛くても「歳だから」と諦めてしまうのではなく運動療法を中心として積極的に取り組まれることをおすすめします。

原因は運動の過多/筋力低下にある

一口に「老化」と言っても内臓器官においては老化は避け得ないものですが変性性ひざ関節症は=「老化」ではなく様々な要因が関係しているのです。

例えば若い時に事故やケガなどで半月板や靭帯を損傷した方は比較的早い段階で膝の痛みを発症します。これを二次性の関節症といいます。

この場合は老化は関係なく過去の損傷が原因なので若くても膝が痛みます。

中年期 にも若い時からの運動を続けていたものの膝が痛くなる場合もあります。このケースは筋力が下がっているのに気付かずにオーバーワークになることがあります。

※筋力を増やすか現在の筋力に見合った運動量に調節する必要があります。

知らずのうちに 筋力が低下しているのが中高年者の特徴です。生活の中に運動を取り入れていない限り多くの人は脚の筋肉の低下を経験します。これが膝に負担をかけて痛みの原因となります。

かと言って筋肉は鍛えることが可能なので「老化」とは違って避けないものではないのです。中には高齢者になっても膝の痛みが少ない人もいるので千差万別なのです。

膝の痛みの原因をしっかりと理解して運動療法を中心として膝をきちんと手入れしておけば膝の痛みを最小限に食い止めることができます。