近年、膝の痛みに注目されているのがグルコサミンやコンドロイチンといったサプリメントです。これらは関節軟骨の成分の一部ですが、年齢とともに体内の産出量が減るので関節軟骨にも影響してゆきます。
サプリメント自体は口から摂取して消化されてゆくので直接関節軟骨に変化するわけではありません。しかし、変性性ひざ関節症の痛みの軽減や軟骨の保護に効果があることが確認されています。
一般的に効果があるとされているのは初期から中期のひざ関節症の方なので、手術が必要になってくる方にとっては使用しても効果を実感するのは難しいでしょう。
現在の日本においてグルコサミンやコンドロイチンといったサプリメントは保健機能食品としての位置づけです。「効果がないわけではないが、補助的な目的としての使用に適する」ものと見られています。
しかし アメリカでは既に臨床試験が行われて効果があることが確認されています。ここの部分は医療の他の部分と同様に積極的に取り入れてゆく姿勢か慎重に長い時間をかけてから線引をする国民性も関係しているかと思います。
では、膝の痛みに悩まされている方がグルコサミンやコンドロイチンに関してどのような見方をすればよいのでしょうか。
ひとつ簡単な見分け方があります。
自分で試しに使って確認するのが一番効果的
評判の良いグルコサミンやコンドロイチンのサプリメントを試しに一定期間使って効果があるかどうかを確かめるのが一番膝にとって効果の上がる方法だと言えます。
なぜならサプリメントの効果は個人差があるからです。
サプリ自体はさほど高いものではありませんし、最初のお試し版は比較的安く購入できることが多いので一定期間使ってみて自分に合った物を見つけるのがコツです。
おすすめはネットで評判の良い物を選ぶことです。多くの方の評価が高いものはそれだけ自分にとっても役立つものである可能性が高いからです。
