体重計とメジャー

膝の痛みの原因の中に「体重」の問題があります。肥満気味とまではいかないまでも若干太り気味になっているだけで膝の痛みを増すことがあります。

膝が痛いと「外に出かける機会が減る→食べる量は変わらない→カロリーを消費せずに太る→膝がますます痛くなる」という悪循環に陥ることがあります。

運動療法を中心に行なうとしても体重を適正な値に保つことで、膝の痛みを軽減させることができます。まずは自分の適正体重を知った上でウエイトコントロールを始めることをおすすめします。

適正体重と肥満の度合いを調べる方法

適正体重の調べ方としては「自分の身長を2乗にして22をかける」方法があります。例えば一般男性では1.7メートル位が身長の平均値となります。

→1.7×1.7×22=63.58キロになります。もし体重が67キロであれば3.5キロの減量が必要になります。

ただし、この方法だと男女の別や骨格や年齢などは含まれていなので、あくまでもおおまかな指標に過ぎません。きちんと自分の標準に見合った体重を知るには体脂肪計で量るのが一番確実な方法です。

[参考サイト] 楽天市場:体脂肪計

BMI値 からも肥満の度合いを調べることができます。体重÷身長÷身長で出た値を元に肥満かどうか判定を行います。

例えば40女性で体重が65キロ、身長が155センチだとすると・・

65÷1.55÷1.55=27.05になります。

BMI値は18.5から25未満が普通で、その後は値が5ずつ肥満度が一段階ごと増してゆきます。

先ほどの例を取り上げると27.05なので肥満度は1です。

こちらも男女別や年齢や骨格などの特徴を除外しているので、あくまでも参考値に過ぎません。ただし、どちらにも言えることとして平均を大きく上回っているならば間違いなく減量が必要なので意識する必要があります。