「生え際の部分だけニキビができやすく、なかなか治らない・・」
という方は少なくありませんね。

おでこの生え際やこめかみの部分、うなじ周辺などにニキビができるのが生え際ニキビの特徴です。

では、どのようにして、生え際ニキビを予防することができるでしょうか。

睡眠や食習慣、スキンケア、ストレスを溜めないなど基本的な点をしっかり行いつつ、特に注意したい部分をいくつか考えてみましょう。

1.入浴時の注意点

入浴時に多いのが、リンスやトリートメントの洗い残しです。

シャンプーした後洗い流してトリートメントを使いますよね。
この際、生え際にトリートメントが残ってしまうと、これが原因でニキビができることが少なくありません。

トリートメントの成分は髪の毛にとってはプラスになりますが、肌にとっては異物になるのです。洗い流さないトリートメントは生え際付近には使わないのが無難です。

また、すすぎ残しの多い部分として、耳の周りやうなじの周辺があります。生え際ニキビの程度には個人差があります。ニキビができている部分に洗い残しが多い可能性が高いので注意したい部分ですね。

おでこやこめかみの周りは、頭皮に近いので皮脂の分泌が多いところでもあります。意識的にていねいにすすぐだけで、生え際ニキビを防ぐことができます。

2.朝の洗顔の時に注意が必要な理由

洗顔
入浴時のすすぎに加えて、朝の洗顔時にも注意が必要です。

なぜなら、お風呂に入っている時は、クレンジングや洗顔をするときにシャワーで洗い流すので、比較的洗い残しが少ないと思います。

しかし、朝の忙しい時間に洗面台で顔を洗う時には、意外と洗顔料がすすぎきれなくて残ってしまう可能性がありますよね。

それで特におでこの生え際やこめかみの部分をていねいにすすぐようにしましょう。確かに忙しいと洗顔が雑になることがあるかもしれませんが、すすぎはできるだけていねいに行うことをおすすめします。

ちなみに洗顔後に生え際に洗顔料が残っていた時に、タオルで拭き取っても若干残ってしまうので、必ず水で流すようにしましょう。

洗顔料を残さないコツは、髪の毛にも少し水がかる程度の範囲ですすぐことです。

3.普段の髪型や帽子の着用も工夫が必要

おでこや生え際にニキビができやすい体質の方は、髪型にもひと工夫が必要です。

髪の毛を前に垂らしていると生え際にもニキビができやすいです。

特に良いこめかみの周りに髪の毛が当たっていないでしょうか。ニキビは物理的な刺激を受けることでもできやすくなるので、生え際の部分にニキビができやすいのであれば、髪の毛が当たっていないかチェックしてみましょう。

髪の毛はほこりなどが付着しやすい部分でもあるので、髪の毛を介して肌に汚れが付着することもあります。

別の点として、食品加工などの仕事をしている方は、勤務中帽子をかぶる必要があると思います。夏の暑い時期だと、帽子やネットの内側、おでこ周辺が蒸れてしまい、清潔な状態を保つのが難しくなるかもしれません。

帽子やネットをかぶった時に、髪の毛が生え際にかぶさると、汗をかいた時にニキビができやすい環境になります。髪の毛を上げた状態で帽子をかぶると、髪の毛と汗が生え際周辺に付着すること防げます。

帽子をかぶる必要があり、汗をかきやすい環境であれば、まめにタオルでおでこや周辺の汗をぬぐうことで、清潔な状態を保つことができます。男性の場合はメンズビオレ洗顔シートが便利みたいですね。

生え際ニキビの予防:まとめ

このように、生え際のニキビはトリートメントや洗顔料の洗い残しや、髪の毛や帽子など物理的な刺激によってできることが多いです。

基本ケアを重視しつつ、生え際に刺激がかからない状態を保つことで、ニキビの発生をできるだけ防ぐことができます。