肌を整えてニキビを治し、できずらい状態にするのに洗顔はとても大切ですよね。
ではニキビ肌に効く洗顔ってどんなものでしょうか。個人差はありますが、人によっては水洗顔が役立ったという方もおられるようです。肌に余分な負担をかけないシンプルなスキンケアをお探しの方にもおすすめです。
スキンケアは必ずしも値段の張る物を使う必要はありません。ご自身の肌コンディションを最大に引き出して維持できれば良いので、水洗顔も一つの選択肢となり得ます。
水洗顔を行うために覚えておきたいこと、方法、メリットについて解説したいと思います。
水洗顔を取り入れる頻度について
水洗顔というのは、その名の通り洗顔料を使わないで水のみで顔を洗う方法です。この方法は洗顔料を使うことで必要な皮脂分まで奪われてしまうのを防ぐことができます。
仮に一日の間、朝晩の二回洗顔を行うとして「どの頻度水洗顔を行えば良いか?」という話になります。無難かつスタンダードな方法は、朝だけ水洗顔で、夜は洗顔料を使う方法です。
大抵の方は、恐らく夜の洗顔を帰宅後の入浴時にメイク落としと同時に行われると思います。夜→朝のこの時間は特に外出するわけでもなく、皮脂の分泌はありますが、汚れることはないので、朝は洗顔料を使わなくても良いでしょう。
では「夜の洗顔は必ず洗顔料を使わなければいけない?」というと、必ずしもそうではありません。肌質は個人によって違うので、毎日使うか、あるいは数日に一回使うかは、ご自身の肌コンディションと相談して決めることができます。
水洗顔の方法
「水」洗顔だからといって、冷水を使うのではなく「ぬるま湯」で顔に軽くパシャパシャ当てるつもりで行います。(大体20回くらい)この時の適切な温度はどのくらいでしょうか。
目安は大体30度前後です。(最初は少し低めの温度から始める)皮脂の分泌が多い方、乾燥肌や敏感肌かによっても適切な温度は若干異なります。洗顔後の肌の様子をみながら自分にとっての最適温度を見つけてみましょう。
あまり温度が高いと必要な皮脂分も落ちてしまい、逆に肌がカサカサになって荒れるので要注意です。(冬場にお湯で食器を洗ったあとの手のカサカサに似た状態になる恐れがありますw)
洗顔後は新しいタオルを軽く顔にポンポンと当てるようにして、拭き取ると言うか、肌についている水分をタオルに吸い取らせる感覚でOKです。
水洗顔だと洗顔料を使った時のように、肌がつっぱることは少ないと思います。(皮脂分が残っているので)これも個人差がありますが、肌の皮脂分の残り具合で保湿を決めると良いです。
水洗顔の効果とは?
水洗顔の効果の一つとしては、洗顔料を使う頻度を減らすことで肌への負担が軽くなるということです。洗顔料によっては界面活性剤など、肌にとっては確実にダメージとなるものが含まれています。
洗顔後は肌がサッパリしたと感じたとしても実際には負担になっているのです。一方、水洗顔だと肌へのダメージが少ないので、正常なターンオーバーを間接的に促すことになります。(肌の自然の力を引き出す効果)
注意したい点として、思春期ニキビやオイリー肌の方はぬるま湯だけでは十分に余分な皮脂を洗い流せないので効果は限定的だといえるでしょう。洗顔後の皮脂分の残り具合を見れば、ご自身に合っているかどうか大体分かります。
まとめ
結論として、水洗顔が適しているタイプの方は乾燥肌の方です。
夜の洗顔はメイクを落とす必要があるので、水だけというわけにはゆきませんが、まずは朝の洗顔をぬるま湯で試してみて(ターンオーバーのサイクルに合わせて)効果がどの程度あるか検証してみることをおすすめします。