ニキビがひどい時ってとても苦痛で「顔も洗いたくない・・」って思いますよね。特にたくさん出ているニキビをつぶさないようにするのも一苦労ですよね。

かと言って洗顔をしないと、汚れや余分な皮脂分も落ちないので、放ってもおけません。やはりニキビがひどい時でもケアはきちんとしなくてはなりません。ではニキビが出ている時にはどんな点に注意をしておけば良いのでしょうか。

役立つ点をまとめてみました。

できるだけ肌に触れないような工夫が必要

ニキビが出ている時のケアの鉄則はできるだけ肌に触れないようにすることです。

なぜならニキビが出ている部分と周辺に触れてしまうだけで患部を刺激してしまうので、炎症を抑えるどころか、ますますひどくなってしまうからです。

では洗顔時には何を気をつければ良いでしょうか。

洗顔料を肌になじませる時に、手のひらや指を直接肌に触れされないようにします。そのためには洗顔料を十分に泡立ててから、手のひらと肌の間に泡があり、軽くこする感じです。(あくまでも手は触れないようにします)

確かに泡立ちがポイントになりますが、どんな洗顔料でもOKという訳ではありません。特にニキビに悩まされている方は、肌が敏感になっているので、近所のドラッグストアで一般的に売られている商品は注意が必要です。

低価格でなおかつ泡立ちがよく洗浄力があるものは、化学成分の界面活性剤や他の物質が入っている場合が多いからです。ニキビが出ている状態の肌に使うと悪化してしまいます。

低刺激性の洗顔石鹸を泡立てネットで使うのがおすすめの方法です。ネットでも売れていて@コスメでも割りと評判の良いのがこちらの石鹸です。[参考情報] NonA.公式サイト

NonAは泡がもちもちするだけでなく、泡自体もとても細かいのでおすすめです。普段使い用には値段がちょっと高いと思うので、ニキビが出た時だけ使うとコストを抑えられますよ。

お風呂で洗顔する時の注意点

かけ流し温泉
仕事から帰ってきてお風呂に入る時にメイクを落とすのに洗顔する人も少なくないと思います。ニキビの時はできるだけノーメイクが肌に優しいのですが、仕事に出かけるのに、さすがにノーメイクは無理ですよね。

メイクはクレンジングを使わなくてもよいレベルのものがベストです。(パウダータイプのファンデーションとかがおすすめ)クレンジングが強いほど肌に負担がかかるからです。

二回洗顔は必須になりますが、この方がクレンジングを使うよりも肌に負担がかかりません。(メイクに使っている成分や肌質には個人差があるので、様子を見ながら試してください)

次に洗い流す際の注意点です。
シャワーだと水圧もありますし、一気に一日の汚れが落ちそうですが、これはNGです。シャワーが直接肌に当たるので刺激になり、ニキビが悪化する原因となります。

お湯は多少むだになりますが、手をお椀型にしてすくう感じで、なおかつ手が肌に触れないようにすすぐのが肌に負担を与えない方法です。イメージとしては、手のひらと顔の間に水の層を作ってなじませるような感じです。

洗顔は朝晩の二回で十分

思春期ニキビであれば皮脂の過剰分泌が原因になるので、こまめに洗顔をする必要がありますが、大人ニキビの場合は朝晩の二回程度で十分です。

ニキビにおける洗顔の位置づけは何でしょうか?洗顔をすることで治すというよりか、悪化させないようにするのが目的です。なおかつ肌のコンディションを整える役割と考えて良いでしょう。

なぜならニキビの原因は他の部分にあるからです。それで食生活に注意を払うこと、十分な睡眠や定期的な運動、ストレスをためないなど、根本に注意を向けながら、肌に負担のかけない洗顔でニキビを治すのがベストです。