首が痛くて病院に行って最初に行うのが問診です。その場になって緊張して上手に自分の症状を言い表せなかったと感じることはないでしょうか。
首も痛いし、初めての診察で緊張していると思うように言えないものです。そこで、問診の際に前もって何を言うかあらかじめ決めておくと、医師にもうまく自分の症状を伝えることができます。
簡単なメモを書いておくこともできますし、伝えるのに自信がなければ紙に書いてそのまま渡しても構いません。下記は問診の際に聞かれることが多い項目なので参考にしてください。
- いつから痛みが出た(強くなった)のか
- どこが、どんな感じで、どの程度痛みなのか
- 症状が出た時からの痛みの経過
- 時間や状況による症状の変化はあるか
- 痛みの原因として思い当たるもの
- 動かすと痛いか、動かさなくても痛むのか
- 手を動かしにくかったり歩いたりする動作への影響
- 痛み以外の症状(しびれや熱、排尿障害など)があるか
他には自分の生活背景や職業などを伝えます。生活習慣や仕事と今の症状との関わりを推察します。医師は既往症(これまでかかったことのある病気)を知ることで、他の疾患の可能性や関わりを考慮します。あとは服用している薬があれば医師に伝えておくと良いでしょう。
前もってこれだけ確認しておけば問診をスムーズに進めることができ、あれこれ考えながら医師に答えるストレスや伝え漏れを防げます。