狭心症を説明する医師

狭心症とは?

狭心症とは血管内が狭くなることで心臓に血流や酸素を送り込めなくなり、様々な症状を引き起こす病気です。症状としては胸の痛みや圧迫感、しめつけられたり、焼けつくような強い症状を引き起こすることもあります。

狭心症にも何タイプか存在しており、労作(ろうさ)性狭心症は早歩きや坂を登ったり階段の昇り降り(労作)、心理的なストレスや興奮時に引き起こされます。安静にしたりストレスがなくなれば短時間で症状は治まってゆきます。

他には安静・異型・安定・不安定型と狭心症にも様々なタイプがあり、中には命に関わるタイプで即入院しなければならないものまであります。くれぐれも自己診断は避けて医療機関からの専門的にな診断を元に治療を進めてゆきべきでしょう。

狭心症の原因は一般的に言って冠動脈の動脈硬化により血流が阻害されるわけですが、リスクファクター(危険因子)としては、高脂血症、高血圧、糖尿病などが挙げられます。もし、これらの内の何かが原因となっているのであれば生活習慣を変えることで症状を改善できる見込みがあると言えます。

首の痛みとの関係について

恐らく首が痛むと言う理由だけで狭心症を疑う方はおられないと思います。一方、狭心症の中には左肩や首が痛むことがあるようです。

首の痛みに関する他の疾患の可能性を排除できるならば、狭心症からくる首の痛みと判断することができます。重要なのはどの病気が首の痛みを引き起こしているのか医師に判断をしてもらうことです。