唇周辺やあごの部分ってニキビができやすいだけでなく、なかなか治りづらいですよね。
口周りのニキビが一度できてしまうと長引きやすいだけでなく、再発率も高いです。できるだけニキビが出ないよう防ぐためにも原因を見極めておくことが必要です。
厄介な箇所のニキビですが、意外と生活習慣を見直すだけでも改善する可能性が高いので必見です。
もし唇自体に水ぶくれのようなものができており、ひりひり痛いようであれば、口唇ヘルペスの可能性大です。疲れやストレスがたまると毎回同じような場所にできるのが特徴です。ニキビとは別物なので、速やかに皮膚科を受診されることをおすすめします。
唇周辺のニキビは胃の調子が悪いせい?
唇の周りにニキビができる原因にはさまざまなものがあります。生理前だったり肌が乾燥していたり、スキンケアに問題があるなどです。
それらの原因と重ねあわせて「胃に問題」があると唇周辺にはニキビが出やすくなります。具体的には胃が弱っているとニキビが出てきます。
疲れやストレスはもちろん胃腸のコンディションに関係します。しかし多くの場合は食べ過ぎや夜の遅い時間に食事をする、ファストフードなどの身体によくない食事が続いているなどがあります。
例えば前日外で食事をしてついつい食べすぎてしまったりした後は本当にてきめんに出てきます。(もちろん個人差はあります)
足裏には反射区というのがあり、押す箇所が痛むことで日常生活におけるコンディションを知ることができます。位置は親指の中心部からかかとへ真っ直ぐ進んでゆき、ちょうど土踏まずがある周辺です。もしこの部分が痛ければ胃の調子が悪くなっていると推測できます。
この場合の対処法は簡単です。腹八分目を心がけて、よく噛んで食べる習慣を心がけましょう。お酒が入るとついつい食べすぎてしまう場合は、酒量をセーブしましょう。
胃がもたれる原因としては、外食時にビールなどの身体を冷やすものを飲んだり、脂っぽいものを食べすぎるのもよくありません。
食べ過ぎたり、あるいはストレスや体調不良などで胃が弱っていると感じたら、お粥などの胃に優しいものやうどんなど消化の良いものを取り入れて胃の調子を取り戻すとニキビも引いてくるでしょう。
あごニキビの主な原因はホルモンバランス
あごニキビの顕著な原因としては、やはりホルモンバランスの変化が挙げられます。
生理前の時期、黄体期に入ると皮脂の分泌が活発になるのでニキビが出やすくなります。PMSの他の症状があると、それもストレスの原因となり、ニキビの原因となります。
生理周期は自然と来るものなので、低用量ピルなどで止めない限り黄体期は必ずやって来ます。(大多数の方にとってニキビだけの原因で低用量ピルの服用は必要ないかもしれません。もしこの点で疑問があれば婦人科の担当医とご相談ください)
どうすれば黄体期の時にできるだけ肌のコンディションを崩さないかがポイントになります。大切なのは卵胞期の時にできるだけきちんと肌ケアをしておくことです。
それに加えて日頃の食生活や睡眠、上手にストレスを解消しているならば、黄体期の皮脂が分泌する時でも、できるだけコンディションを保つことができます。肌のターンオーバーも関係しているので、改善にはある程度の時間は必要です。
まとめとして
黄体期は確かに皮脂の分泌が増加する時期ですが、毛穴の詰まりがなければ自然に排出してくれるのでニキビにはなりません。先に挙げた胃を悪くしたり皮脂を過剰分泌させるようなメニューは避けつつ、きちんとスキンケアをしておけば皮脂の詰まりも解消することができます。
もしそれでも、生理前になると必ずあご周辺にニキビができるようであれば、悪化させないためにも皮膚科を受診されることをおすすめします。