頬ってTゾーンと比べるとニキビができづらい気がしますが、意外とちょっとしたことで、できてしまいますよね。
頬は顔の中でも比較的乾燥している部分でもあります。しかし実はニキビが出やすい部分でもあるのです。なぜ頬にニキビが出てしまうのでしょうか。
原因は本当に多種多様なので、ご自身の状況と比べてみて、心当たりがあるかどうか調べてみましょう。
頬にニキビができる原因
頬にニキビができる原因は、皮膚の表面の部分が直接影響するものと、身体の内側が関係しているものがあります。
直接的な原因として、左右のどちらかの頬にニキビが出ることはありませんか。多くの場合は頬に何かが接触して刺激が加わったり、あるいは雑菌が原因です。
例えば、机に向かっている時に、ほおづえをつくことはありませんか。ほおづえをつくと、頭の重さと手の圧力が頬一帯に加わるので刺激になります。
それで椅子に座っているときでも、背筋を若干伸ばすようなスタイルを意識するならば、机やテーブルの上でほおづえをつかないようになります。
他には寝具も原因となることがあります。就寝している時はたくさん汗をかくものです。定期的に枕カバーや掛け布団のカバーを洗濯しないと雑菌が溜まってしまい、お肌にはよろしくありません。
左右のどちらかの頬だけ刺激が加わる別の原因としては髪型です。髪の毛も一日外に出ているとほこりや雑菌が付着しますし、髪の毛の先は頬に当たると刺激になるので、髪の毛を後ろで縛るなりして工夫しましょう。
もし左右の頬の特定の部分ではなく、両側あるいはランダムにニキビが出てくる場合、どんな原因が考えられるでしょうか。
左右関係なく頬にニキビができる原因
左右の両側に出るニキビの原因の一つは外的なものです。
洗顔をする時に意識するのが皮脂を十分に洗い流すことですよね。確かにTゾーンに関して言うならば正解ですが、逆に頬の部分はゴシゴシ洗いすぎると乾燥してしまいます。
頬が乾燥してしまうのとホルモンバランスの関係などで肌のターンオーバーが正常にいかないと、潤いを保つのが難しくなります。その結果、肌のコンディションが悪くなり、皮脂の詰まりを起こしてニキビができてしまいます。
洗顔後に十分に保湿することがポイントです。なおかつ頬にニキビができてしまった時には、肌に負担のかからない(パウダータイプなど)ファンデーションを使い、徐々に肌コンディションを整えてゆきましょう。
もう一つの要因は身体の内側から来るものです。
代表的なのが食生活です。脂っぽいものや糖分の多いものを頻繁に摂取すると、残念ながらニキビが誘発されます。アルコールも飲み過ぎたり、体調による許容量を超えると肝機能に影響を与えて肌荒れを引き起こします。
他にも睡眠や運動不足などありますが、特に気をつけたいのがストレスです。特に仕事をしている方にとって、ストレスってどうにもならない部分が大きいですよね。
しかしストレスにさらされ続けると、緊張状態が続き、自律神経の交感神経が常に優位になり、男性ホルモンの分泌が増えてしまい、同時に皮脂の過剰分泌によりニキビが出ます。
似ている原因はホルモンバランスの変化です。卵胞期の時は肌がキレイな状態に保つよう促してくれますが、黄体期の時は皮脂の分泌が多くなり、特にPMSの傾向のある方はストレスが増えやすい時期でもあります。
職場であれ身体のサイクルの変化であれ、ストレスには避けがたいものがあります。できるだけストレスを増幅するような状況は避けつつも、自分なりに解消する方法を見出せるとストレスに起因するニキビを抑制することができます。
しかしニキビ自体もストレスになりますよね・・