春のドライブ

ドライバーであれば誰でも経験することですが、長距離の運転をすると肩や首がこるものです。車を運転するポジションそのものがコリを生じさせやすいのに、長時間同じ姿勢ではなおさらです。正しい運転の姿勢ってあるのでしょうか?

正しい姿勢で運転中のコリを解消する!

まずは腰の位置を決める:シートに深く座ります。腰の位置とシートに隙間ができないのが正しい姿勢です。同時に椅子の前後を調整して自分の足の長さに合わせます。

次に足の位置を決める:右足でブレーキペダルを踏み、足が伸びきらず膝が軽く曲がり足のつけ根より少し高めのポジションにします。左足もクラッチ・またはフットレストに合わせて調整します。

背中の位置を調整する:背中をシートにつけた状態でハンドルを握り、肘が軽く曲がる程度であればOKです。逆に背もたれを倒しすぎると背中が伸びきった状態になるので腕や肩に負担がかかります。また、ハンドルを握る際の肘が伸ばされるので、とっさの操作がしずらくなります。

シートから背中を離してハンドルを抱え込むような姿勢で運転している人をたまに見かけますが(中高年者や免許取りたての方)、猫背になり首や背中に負担がかかるのと、エアバッグが作動した時に後ろに叩きつけられる恐れがあります。

最後は頭:耳の中心とヘッドレストの高さが合うように調整します。

姿勢は正しくても休憩は大切です

正しい姿勢をとっていても同じ姿勢でいるならば筋肉が緊張してコリを生じさせます。高速道路を使って遠出する場合などは1時間に一度は休憩を取るようにしましょう。

サービスエリアなどもちょうど良い位置にありますので、外に出て気持ちのよい空気を吸いながら体操すると身心リフレッシュできます。運転中は目もかなり使っているので適度な休息は大切です。