スポーツ選手でも試合中に足をつってしまい途中退場することがあります。理由の一つに水分の摂取不足というものがあります。水分と足がつるのにはどういう関係があるでしょうか。
体の中にある水分が不足してくると、血液中の水分も減るのでドロドロの状態になってゆきます。その結果、筋肉中の老廃物を流すことができなくなるので足がつるのです。
このメカニズムは肩や首がこるのと同様の仕組みです。筋肉中に老廃物がたまり、こりや痛みへと変質してゆくのです。どのように防ぐことができるでしょうか。
水を飲む習慣はコリの予防になる
人は1日当たり2リットル程度の水を飲む必要があるとされています。(健康状態によっても異なります)一気に飲んでしまうと胃腸に負担をかけてしまうので、こまめに水分を補給することが必要です。
デスクワークなどをしていると「のどが乾かないので、あまり必要ではない」と思う方もいるかも知れませんが、実際には人の吐く息や汗によっても水分はj徐々に失われてゆきます。
年配者はトイレが近くなるので水分を取りづらくなる時があります。私の家族も外に出かける際に水を飲むのを嫌がります。ただ、夏場などの外出は熱中症にかかる恐れがあるので水分補給は必須です。
外出時のルートをある程度想定しておき、どんなところにトイレがあるかあらかじめ想定しておくと安心です。駅にはトイレがありますし、コンビニや公園にもありますので心配は不要です。
寝る前に水分補給をするのも大切です。年配の方だとトイレに行きたくなるのが面倒になるかもしれませんが、就寝前に水分をとっておくと血液の流れが良くなりコリの解消にもつながります。
何を飲むかも大切な理由
水分補給は必要ですが、アルコール類は余計に喉が渇くことがあります。ジュースなども糖分を摂取するので太りやすくなります。お茶も飲みやすいですがカフェインの入ったものは利尿作用がありトイレが近くなります。
水分補給と同時に「何をのむか」にも注意を払いながら飲まれると健康の増進にもつながります。