タバコをを吸っていると、肌荒れの原因になるといいますよね。

喫煙は「百害あって一理なし」とも言いますが、気になるニキビに関しても「百害」の一つに入るのでしょうか。

実際にタバコはニキビを治りづらくするのでしょうか。もし現在、喫煙をしていてニキビに悩まされているならば、ぜひ知っておいてほしい情報の1つです。

タバコとニキビの関係について考えてみましょう。

タバコがニキビをできやすくさせて、治りづらくする理由

タバコに含まれている有害物質の代表格はニコチンです。タバコにはその他数多くの有害物質が含まれており、その結果、血液の流れが悪くなります。

血流が阻害されると、顔のお肌にも影響があります。血流が悪いと顔の皮膚の免疫が下がるので、ニキビができやすくなります。

さらに身体全体の代謝も影響受け、肌のターンオーバーが乱れてしまい、ニキビができてから治りづらくなってしまいます。

ニキビへの直接的な害以外にも、肌がたるんできたり、スモーカーフェイスになったりと、顔そのものの老化を早めてしまいます。

タバコの害はそれだけではありません。

タバコを吸っていると喉や肺だけではなく、胃腸にも悪影響を与えます。大人ニキビの原因の多くは内臓が十分に機能しないことです。人によってはタバコをかなり吸うので胃腸が荒れてしまい、フェイスラインやあご周りのニキビの遠因にもなります。

ここまでまとめてみると・・

喫煙は血流を阻害し内臓の機能にも影響与えるので、ニキビの原因になります。なおかつ代謝も悪くなるので、ニキビが治りづらくなります。

ここまで簡単に考えてみても、喫煙はニキビの大敵であることが、よくお分かりいただけたと思います。

現在タバコを吸っていてニキビに悩まされているならば、すぐに禁煙を開始しましょう。

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しかし人によっては、タバコが及ぼす影響について、サプリを飲むことによって相殺できないか、と考える人もいるかもしれません。

理論的には何とかなりそうな気もしますが、毒と薬を同時に服用するようなものですし、間違いなくタバコの方がマイナスの力が強いので、害になります。

もしかすると、考えそのものが、中毒になっていると言えるかもしれません・・

禁煙をすることでニキビは増える?

禁煙でニキビ増える?
禁煙の経験のある方で、
人によっては「禁煙をしたらニキビが増えた」とおっしゃられる方がいるかもしれません。

本当なのでしょうか?

答えから行くと、ニキビが増えることもあるけれど「再び喫煙をすることが解決策ではない」ということです。

なぜなら、禁煙をすることで食欲が増します。このときに自分をコントロールせず、油っぽいものや体に悪いものをたくさん取り入れるならば、当然ニキビが出てきます。

他には、禁煙をすることで、それ自体がストレスになり、ニキビが一時的に出やすくなるかもしれません。これも好転反応の一つなので、意志を強くして禁煙を続けることをおすすめします。

もし女性であるならば、禁煙に伴う環境の変化やストレスでホルモンバランスが乱れて、ニキビの原因になることもあります。

しかし、どれも一時的な症状なので、禁煙をすることで得られるメリットの方に意識を集中しましょう。

副流煙もニキビの原因になる?

ある方たちにとっては「今までタバコを全く吸ったことがないけれど、周囲の人が吸っているので関係あるかもしれない」と思われるかもしれません。

例えば、家族の誰かがヘビースモーカーだったり、勤務先がファミレスやマンガ喫茶、禁煙がなされていない事務所など、間接的にタバコの害に遭う環境におられるかもしれません。

自分ではタバコを吸っていないとしても、間違いなく副流煙は害になり、体に影響及ぼします。

家族が家でタバコを吸っていて、吸うときにはベランダに出たり、窓を開けたりしたとしても、完全にニコチンの害をシャットアウトすることはできません。職場も空気清浄機などあったとしても、普段いる空間でタバコを吸われているならば効果は限定的です。

もし今の環境があまり悪いならば、身体の健康のために率直にお願いして、タバコを吸うのをやめてもらうか、自分から環境を変える必要があるかもしれません。

まとめ

ここまでで 、タバコがニキビを出やすくさせて治りづらくさせる理由と関連する情報を考えてきました。

ニキビに悩まされている喫煙者にとって、禁煙は必須です。タバコを吸われない方でも、同じ空間で誰かが吸っていれば副流煙の害を受けますので、改善できるよう努めてみてはいかがでしょうか。