ニキビができた際に潰すべきなのかどうか迷ったことはありませんか。
ニキビを潰すための役立つ道具として面皰圧子というものがあります。では、どのようにして使うことができるのでしょうか。面皰圧子を使う上でどんな注意点があるでしょうか。
詳しく解説したいと思います。
面皰圧子には使えるタイプのニキビとは?
まず最初に考えたい点として、面皰圧子を使えるのは白ニキビのような皮脂が溜まっただけの初期のニキビだけに限られます。すでに炎症が起きている赤ニキビ、膿になっている黄色ニキビには使うことができません。[参考] ニキビの種類
白ニキビについても、どの程度の症状のものであれば潰して大丈夫なのか心配であれば、最初は皮膚科に行ったついでに主治医に聞いてみることができるでしょう。
面皰圧子という道具は金属製で、先っぽに小さなリングが付いており、ニキビを囲むようにして押しあてることにより、ニキビを出す道具です。
100均でも売っていますし、ドラッグストアにも置いてあります。ネットであれば、程度の良いものが2,000円前後で手に入ります。
では、使い方を解説しましょう。
ニキビのできている部分と周辺も清潔であれば雑菌が入ることを防げますし、皮膚が柔らかい時の方がニキビが潰しやすいので、お風呂上がりの時をおすすめします。
洗顔をきちんと行い、メイクや肌に付着した汚れを十分に落としておきましょう。
まずは面皰圧子を消毒します。
それからリングの部分をニキビの部分に押し当ててみると、ニュルっと白ニキビの内側の皮脂が出てきますです。軽く押し当てても出てこない場合は、難しいので無理をして強く押し当てない方が良いです。
面皰圧子を強く当てすぎると、患部に刺激が加わるので悪化する原因になるからです。白ニキビが出てきた部分は傷になっているので、軟膏などを塗ってケアをしておきます。
絶対に爪でニキビを潰してはいけない理由
身近に道具がないと、ニキビができた時に気になってしまい、ついつい爪の先でニキビを潰してしまった経験はありませんか。これはニキビ跡が残ったり悪化する原因になるのでNGです。
なぜなら、爪には多かれ少なかれ雑菌がついているので、手で潰すと傷口に雑菌が入ってしまい、ニキビが広がってしまう恐れがあるからです。
まとめ
面皰圧子を使ってニキビ用潰すのは賛否両論があります。
できたニキビは早めに取り除きたいと考える方もいますし、やり方を間違えると悪化したり跡が残ったりするという慎重論の方もいます。判断が難しければ医師に聞いてみたり、お願いしてニキビを潰してもらうのも良いかもしれません。