「ニキビがなかなか治らないよ・・」
と感じている方の中には、もしかしたら体質だからしょうがないと、半ばあきらめの気持ちがあるかもしれません。

しかしあきらめないでください!

現在ニキビになりやすい体質だとしても改善は可能です。
では、どのようにしてニキビ体質を治して「ニキビとさよなら」できるでしょうか。

今回は総合的に考えてみましょう。

doctor

ニキビが治らない方の中には個人のケアだけで済ませている方もおられます。しかしニキビは疾患の一つなので、医師の指示を仰ぎつつ、下記の点を実行されることをおすすめします。

全体のバランスが大切、一つだけ欠けていてもニキビは治らない

ニキビ体質を根本的に治す方法は至ってシンプルです。
皮膚科で治療を受けつつ・・

を総合的に改善すれば、治ります。

「そんなの知ってるよ」
と思われたかもしれませんね。

しかし、そっとページを閉じる前に考えてみてください。

総合的に改善するのがコツなのです。
逆に言うと「一つでも問題があれば治らないことがある」ということです。

これが厄介なのです。

当初は、食生活が良くて睡眠や適度の運動をしていても、職場で解決し難いストレスにさらされていると、それが原因で体調を崩して、食や睡眠が影響を受けることがあります。

私のケース(大人ニキビ)仕事の関係で睡眠が削られました。それがきっかけとなってニキビが治らなくなり、睡眠を改善しても食生活を以前よりも良くするまで何年も治りませんでした。

つまり、一度ニキビが出てしまうと総合的に健康的な生活を送らないと、なかなか治らないことがあると言いたいのです。

もちろん大人ニキビができるきっかけはそれぞれ異なるので、特定の療法をすすめるわけではありません。しかし上の条件を満たすために生活全体を見直す必要はあるでしょう。

対処療法と根本治療は異なるので分けて考える

治療を二つに分けて考える
次に考えたいのは

  • 対処療法
  • 根本治療

の違いです。

皮膚科に行って抗生物質やビタミンCをもらって服用するのは、どちらかと言うと対処療法に属します。炎症を抑えてこれ以上悪化するのを防ぐ効果があります。

しかし対処療法だけをしていても、根本治療を行わないと再びニキビは発生し続けるので、抗生物質を飲み続けることになってしまいます。(抗生物質の長期服用は身体には良くありません)

ここで考えたい根本治療というのは、先ほどの項目で考えた生活スタイル全般の見直しです。一つでも欠けている部分があると、せっかく病院に行って対処しても治りません。

それで、ニキビの治療は医者頼りにするのではなく、自分でできる限りの努力を払うならば治すことが可能です。

以前の食生活に問題があるならば、ファストフードやコンビニ弁当、カップラーメンなどを止める必要があるかもしれません。(チョコレートやナッツ類も)仕事の関係で睡眠不足に悩まされているのであれば、時には思い切った調整が必要です。

人生も、ニキビ治療もトレードオフ

時としてニキビを治すためにはトレードオフ、つまり何かを犠牲にして「ニキビを治す」ことを手に入れる必要が生じるかもしれません。

人によっては自炊をするのも面倒かもしれません。
しかし、食生活が根本原因であれば、やはり大事なので多少面倒なことでも目を向けましょう。

甘い物を控えるのも人によっては大きなストレスになり得ます。全く甘い物を断つのではなく、果物など身体に良いものに置き換えることもできます。いずれにしても自制心は大切ですね。

何がニキビの原因で、治すために何を犠牲にしなくてはならないかは人それぞれです。
しかしニキビに悩まされなくなる日々を想像してみれば、努力するに値するのではないでしょうか。

このページを見られた方が、一日でも早くニキビに悩まされない毎日を送られることを願っております。