昔の世代の人に比べて現代人は肩こりになりやすいと言われています。原因は一体何なのでしょうか?実は現代生活の便利さが肩こりの大きな一員となっているようです。
運動不足による筋肉疲労が根本的な原因
肩や首のこりの原因は現代型の生活による運動不足です。人の体は運動することによって血液の循環が促進されて酸素の運搬がなされて老廃物も流れてゆきます。しかし運動不足だと血液循環のサイクルが阻害されるのです。
現代人の生活の変化は運動不足を引き起こす
今から50年前と現代を比べると科学の進歩に伴い、生活が非常に便利になりました。掃除一つをとっても昔はかなり体を動かす労働でしたが、今は軽くてパワーのある掃除機の普及で楽になりました。
通信手段の向上も運動不足の一因となっています。以前はメールなどなかったので社内ですら人々が行き交っていた記憶があります。今はメールで大抵の連絡が済んでしまうので会社内でもますます動かなくなっています。
特に地方に住んでいると、通勤に車を使うので家から会社までほとんど歩くことなく通うことができます。なおかつオフィスワークだと一日の中でも歩く機会は本当に少なくなります。(試しに万歩計を使ってみるのも良いでしょう)
サラリーマンであれ主婦の方であれ、一日の生活の中でどれだけ体を動かしているかのだろうと思い返してみましょう。考えてみると、ほとんど体を動かしていないことに気付かれるかもしれませんね。
それで便利な生活の中には「意識して運動をする必要がある」ことを心がけることが、こりの原因となる運動不足の解消の一歩になるわけです。