こちらの記事でも書きましたが夏場のオフィスは冷えの原因になることが少なくありません。特に女性にとって対策が必要となる時期でしょう。
夏のオフィスワークでありがちな状況と対策をまとめてみました。
エアコンの能力と温度設定が冷えの原因
ここ近年はクールビスが推奨されるようになり、社内のエアコン設定温度も以前より高めに設定する企業が増えてきています。しかし温度設定はあくまでも各企業の判断に委ねられています。
しかし比較的小規模のオフィスでなおかつ築年数が長いテナントでは今だに昔のエアコンを使っている会社もあるでしょう。縦に据え置くタイプの古いタイプのものです。
古いタイプのエアコンは効きが良いのですが、あまりにも良すぎて「寒い」と感じる事が少なくありません。昔のエアコンって「丁度良い涼しさ」というのがないんですよね。
今だに旧式のエアコンを使用している会社は室内がキンキンに冷えてしまい体も冷えてしまいます。
誰を基準にして設定温度を決めているのか?
さらにエアコンの温度設定も誰を基準にして決めているかが大きく左右される要素の一つです。例えば営業で外回りの方が多い会社では、外から帰って来る人に温度を決めさせると低めになることがあります。
または、お店など来客があるところではお客さんのために温度を低めに設定することもあるでしょう。そうすると社内(店内)にいる人にとっては涼しいどころ「寒く」感じることもあります。
他にもエアコンの設置場所が問題になることもあります、オフィス内の偏った位置にエアコンが設置されていると室内全体を涼しくするために強めにエアコンを回しますが、エアコン近辺の方は結構寒かったりします。
どのような対処策があるでしょうか?
エアコンの設定温度を上げてもらうために
自分にどれだけ権限があるかどうかが関係しますが、一社員の方はにできることは限られているはずです。
社内のデスク位置によっても涼しい所と若干暑い所があります。もし可能であれば暑そうにしていたり、ちょっと太めの男性社員と交渉すると逆に喜ばれるかもしれません。
温度設定についても交渉の余地があるでしょうか?「暑い寒い」は本人の主観も関係しているので、ただ主張するだけだと聞いてもらえないかもしれません。コツは「客観的要素」を上手に取り入れながら話し合うことです。
客観的な要素としては、設定温度を上げると会社の経費削減になるとか、時代の流れについて行けるとかメリットを挙げると良いかもしれません。
自分で実行可能な調整を行う
もし自分で環境を変えることができなければ、自分自身で上手に温度調整をする必要があります。一日の中でも室内は気温の変化があるので、カーディガンやひざ掛けを使って調整しましょう。
外が暑いと冷たいものを飲みたくなりますが、温かいお茶を持ってきたり、しょうが湯をポットに入れて来たりと体の中から温めることができるかもしれません。
冷えは肩こりの原因にもつながりますし仕事の効率にも関係してくるので、今の環境をどんな風に改善できるのか味方を上手に作りながら対処してゆきましょう。