歯の健康は身体の健康とも言えるくらいとても大切なものです。

しかし日本人の多くの人が実は歯周病にかかっているというのをご存知でしょうか。一旦歯周病にかかるとかなりの時間をかけて直さなくてはなりません。

なおかつ歯周病が進んでいくと最終的には歯を抜かなくてはならなくなるので徐々に歯の本数も減ってゆく可能性があります。そうする以前は食べられていたのが食べれなくなってしまいます。

必ずしも年齢とともに歯の本数も減ってゆく訳ではなく歯周病が原因なのです。それで単に歯の減少を老化として片付けるのではなく日頃のケアと歯科医の力を借りて積極的に歯を健康な状態に維持してゆく必要があります。

当サイトはそのための手助けになりたいと思っています。

歯が多いほうが健康的に生活できる理由

年をとると歯が自然と抜けると誤解している方もいるようですが、実は歯周病が主な原因です。なおかつ年配者で歯が残っている方のほうが生存率が高いというデータもあるようです。

特に60歳を過ぎた頃から、この傾向は顕著になります。歯が残っている方が、色々なメニューの食物をよく噛んで食べることができるので、歯が多い人のほうが長生きできるのも納得できますね。

別のデータとしては、歯の残り本数と医療費にかかる金額が比例ているのも興味深いところです。歯が多く残っている方のほうが医療費は少なくなる傾向にあります。

確かに病気にかからなければ医療費も必要ないので、前述の歯が多い人の方が健康的に行きてゆける部分とも一致していますね。

意外と歯周病で歯が抜ける人が多い理由

歯に関する知識はあいまいな部分の人が少なくありません。例えば年を取ると歯が少なくなると思っている方がいるようですが、実は虫歯とともに歯周病が大きな原因となっています。

虫歯は目に見えますし痛みを伴うので歯医者に行きやすいですが、歯周病になると気がつかないのかもしれません。実は日本人の中年層の80%の方が歯周病にかかっているようです。

歯周病は歯磨きでは落としきれない細菌が歯周ポケットに入り込み炎症を起こすものですが、原因となる歯垢は普段の歯磨きでは完全に落としきれないので、歯医者に行ったことのない方は要注意です。

もし会社や自治体の歯科検診の機会がなければ、半年に一度は自分で歯医者に行って歯科検診と歯石除去をしてもらうと、歯周病の進行を食い止めることができるので、歯の本数を維持しやすくなります。

健康に自信があり、「虫歯がないので大丈夫」と自負している方にこそ定期的に歯医者に行ってほしいものです。歯は身体の他の部分同様に予防に努めれば、かなりの程度維持できるものです。

ぜひ健康にも関心も払いましょう。

8020とは?

8020とは「80歳になっても20本の歯を残そう」という意味があるようで、実際に8020推進財団も存在しています。80歳で20本だと親知らず4本を抜いたとして、上下左右5本ずつの歯が残っていることになります。

確かにこの年齢で20本もの歯が残っていると、毎日の食事も楽しくなりますね。私の身内周辺を考えてみても、この年齢で20本残っている人は正直思いつきませんでした。

8020財団のページにも載せられていたように、歯を失う理由の42%が歯周病です。(平成17年調査分)半数近くの方が歯周病で歯を落としていることになるので、歯周病の予防は必須課題になります。

財団のページの中には歯周病予防に関する情報がたくさん収められていたので参考になると思います。一通り読んで、きちんと実践できれば8020も夢ではないと・・思います。

北欧の人の歯が健康な理由

歯に関心のある方なら聞いたことがある話題かもしれません。なぜ北欧(スウェーデンなど)の人は日本と比べて歯が健康な人が多いのでしょうか。

日本だと歯医者にいく主な目標は虫歯や歯周病の治療ですが、北欧はそれだけにとどまらず、歯科予防にも力を入れているからです。これがあるかないかで歯の寿命が大きく異なってきます。

簡単に言うと、日本では虫歯や歯周病の症状がでてきたり悪化して初めて歯医者に行きますが、北欧では予防のためにも歯医者に通うからです。

歯磨き時の歯垢取りは自分で行うには限界があり、必ず幾らかは取り残しが生じると言われています。つまりそれが積り重なると歯周病の原因となるのです。

この部分が大きな違いなのです。

つまり予防歯科の観点で口腔ケアを行いつつ、定期的に歯科検診を受けて歯のメンテナンスを行っていれば歯は長持ちするものです。歯がどれだけ残っているかによって食べれるものも異なるので、健康や生活の質に直接関わってきます。

もし一度でも虫歯や歯周病で歯医者さんのお世話になったのであれば、ぜひ予防歯科に力を入れてみることをおすすめします。医師との関り合いにおいて、治療から予防へと見方をシフトするだけで生活はもっと豊かになるのです。