歯の模型

<6回目の診察 ブリッジを作成するための型とり>

今回はブリッジを作成するための型とりを行うわけなのですが、なぜか診察の始めに麻酔を打たれました。その後に仮歯を外して、ブリッジの『橋』の部分になる左側の前歯と側切歯を削って整えました。

側切歯は健康で何も問題ない健康な歯なので削るのは何とも残念です。しかし今のところインプラントの選択肢はないので仕方がありません。(時間とお金がかかる)

それが終わると歯型の作成です。

上下ともに型を取るわけですが、ちょうど歯の形よりも大きい程度の金属製の型に型取り剤(ガムみたいなの)を注入したのを付けてから歯に被せます。

鼻詰まりの時は歯型を取るのは難しい理由

型が歯全体を取れるものなので大きさもかなり大きくて型取り剤が喉の近くにある感じがします。医師も「鼻で呼吸してくださいね」と言うのですが、もし鼻が詰まっていたりしたら息ができないのでかなり苦しい思いをします。(花粉症の時期でなくてよかった!)

これを上下行います。上の仮歯を外したり、型を取る時に再び付けるのが若干不快な感じでしたが仕方ありません。(気をつけないと「おえっ」となります)

歯の型を取るために付けた物を外す時には力ずくで引っ張るのではなくブロアーみたいなので空気を入れると、意外と簡単に取ることができます。医師が歯科技工士さんに何日くらいで完成するか聞いており、回答は「一週間後」でした。

今回は全部で40分程度かかりました。
順調にゆけば次回が最後になります。

なぜ麻酔をかけて前歯を触っていたのか?

今回疑問に感じた点は診察の最初に麻酔をしたのですが、診療明細には『麻酔』の項目に点数が入っていなかったことです。

なおかつ麻酔が効いてる時に前歯の抜いた歯の部分をガリガリやっていたのですが、特に何をしたのか告げてこなかったので、一体何だったのか確認したいと思います。

家に帰って前歯の根っこを抜いた部分(歯槽膿漏の袋ごと取った部分)から出血があったので要確認ですね。

金額-6630円
再診料:46点
医学管理等:110点
検査:50点
処置:10点
歯冠修復・欠損補綴:1994点
-合計点数2210点

7回目の診察-ブリッジ完成と装着

今回はついにブリッジの完成です。

診察が始まると医師が前回とった歯型にブリッジが装着されているのを見せてくれました。まずは仮歯を外します、外すときにスムーズに外れなくて歯が痛かったのですが何とか外れました。

ブリッジをかける両側の歯(既に削ってある)とブリッジが丁度ピッタリ合うように調整しなくてはなりません。5~6回ほど噛み合わせを確認しながらブリッジの凹になっている部分を削って調整します。

ついにピッタリと噛み合うようになりました。
この部分は医師の技術ですね。

今回はブリッジを作ったので、5年前のように2本を前歯に被せるのではなく3本になりました。そのおかげか見た目は劇的に改善されました。

特に心配なのが歯槽膿漏の再発

ブリッジを装着すると、周辺のケアはより細やかにする必要が出てきます。医師から指導を受けたのは「歯間ブラシ」の使用です。ブリッジに変えた際に私が一番心配だった点は、抜いた歯の部分に歯槽膿漏ができていたことです。

5年前に歯を作った時に時間が経過してから被せた歯の上部に隙間ができているのを確認しました。そこから食べ物のカスが入り込んで、歯槽膿漏の原因になったのではないかと考えています。

今回はブリッジなので①-1-②の「1」の部分はつながっていません。この空洞の部分を歯間ブラシでしっかりケアすることで歯槽膿漏の再発をできるだけ防ぎたいと思っています。

あとは歯科医での定期的なメンテナンスも欠かせません。今回が最終と思いきや、次回もう一度来院して最終チェックを行うそうです。

今回は20分程度で終了しました。

補足として、前回の来院時に抜いた歯の部分に麻酔をかけていじっていた理由を聞いてみました。医師曰く「抜いた歯の部分にまだ歯が残っていないか確認するためだったが、問題ありませんでした」とのこと。

私も「は?」と思いましたが、医師はそれ以上は何も説明をしませんでしたし、「問題なかった」と言っていたので信じたいと思います。

今回はブリッジを作ったので費用がかなりかかりました。

金額-15,840円
再診料:46点
医学管理等:80点
歯冠修復・欠損補綴(これがブリッジ代):5155点
-合計点数:5281点

前歯のブリッジの作成は合計二万円程度かかる

前回と今回で合計22,470円でした。

これは前回の歯型と今回のブリッジの代金の合計のようです。以前にネットでブリッジの作成に21000円ほどだと書かれていたので、3割負担だとこのぐらいでできるということです。

ちなみに今回は領収証の他に「ブリッジ・冠の管理について」という紙をもらいました。文面には「当院は口腔管理を清潔に保ち長く快適に使えるように、2年間の維持管理を行っています」とのことです。

これは万が一不具合が生じたり、事故などで欠損した場合に歯型を使って作ってくれるということでしょうか。

8回目の診察-ブリッジと他の部分の総点検

今回は治療した部分の総点検です。

その前に歯石取りを行い、ローラーのようなもので歯の表面も磨きました。「確か以前も行ったような・・」気がしましたが一ヶ月ほど経過しているのでキレイにしてくれたのでしょう。20分ほど行いました。

その後、全てチェックを行いました。特に問題がなかったので今回はこれで治療も終了です。「お疲れ様でした!」と自分に言ってやりたいです。ブリッジの定期的なメンテナンスは必要なのでしばらく時間が経ったら来院する予定です。

今回の金額1220円
再診料:46点
処置:360点
-合計点数406点