前もって電話で予約をとっておいたので初診で歯科に行くことになりました。元々歯医者は好きではないので少し緊張するのですが、行かなくては始まりません。仕方なく病院のHPで所在地を確認して行くことにしました。
初診時の流れを詳しく書きましたので、これから歯医者で治療を受ける方の参考にしていただければと思います。
まずは問診票に記入する
歯医者の場所はビルの2階でしたが、階段の場所が分からなかったのでエレベーターを使うことにしました。まずは受付で保険証を提出します。同時に受付の方が問診票をくれるので、歯のどこが悪いかを記入します。
その間に病院がオリジナルで作成した一枚のパンプレットをじっくり眺めることにしました。軽く内容を抜粋するとこんな感じです。私なりの感想を記しておきます。[患者さんとのお約束]
初診時には担当の先生に今回なぜ来院したのか、治療の目的は何かなど詳しく伝えます。直接言うのが苦手な方は、あらかじめ紙にポイントを箇条書きにしておくと伝え漏れを防げます。
ひと通り歯の現状について話してから最後に「保険診療の範囲内でお願いします」と述べましたが嫌な顔一つせずに応じてくださいました。
レントゲン撮影で明らかになった歯の異常
最初はレントゲンの撮影です。歯槽膿漏になっているであろう歯の部分はそこだけの部分を一枚、左右の写真を一枚、最後に全体の歯を撮影しました。
全体を撮影した時にレントゲンの機材が口の周囲を回りながら撮影するのですが、なぜか突然ピロピロ音のメロディが流れだして、動いてはいけなのに笑いそうになってプルプルしてしまいました。
◆レントゲンの現像は数分で出来上がります。
レントゲンの画像と先生が直接口の中を見た結果を伝えてくれます。意外なことに一年以上放置していた虫歯(黒い点)は詰めた部分に空気が入って虫歯ができているだけなので問題ないとのこと。
しかし前歯の画像を見ると、差し歯の上部が真っ黒になっていました。(レントゲン撮影なので何も写っていないということです。)つまり被せていた差し歯の土台がなくなっていて、歯の根っこの部分だけが残っているとのことでした。
これは私も何度か見直したので納得しました。差し歯の歯茎が傷んで歯槽膿漏になって膿が出ているようです。先生曰く原因は分からないが歯周病が原因かもしれないとのことでした。(抜歯してみないと分からないようです)
治療方針を話し合う
それで医師の提案としては既に歯がほとんど残っていない部分は抜歯してブリッジを作ります。同時に歯茎が後退している部分が7箇所あり、知覚過敏になっているようなので治療を行います。(コンポジットレジンで側面を埋める)
来週の予定は少しだけ残っている前歯を抜歯して仮歯を準備します。
治療時間は約1時間です。
この後、歯科衛生士さんがポケットプローブを使い歯周病の検査をしました。歯と歯茎の間に器具をそっと差し込んで隙間がどのくらいできているかを測り歯周病の有無や程度を調べます。
時々チクっとすることもありますしズキッとすることもあります。検査をした後、食事をした時には若干歯と歯茎の間がしみる知覚過敏のような状態になりました。
会計の前に歯科衛生士(?)さんが来て、次回の予約の確認をするとともに治療管理という紙を渡してくれました。これにはどの歯に問題があるか、どんな治療が必要か書かれていました。
口頭で伝えるよりも丁寧ですね。
おみやげにシュミテクトの試供品サンプルをもらいました。
今回の治療費
今回初診にかかった合計金額は2,930円でした。
初・再診料:234点
医学管理費等:110点
検査:200点
画像診断:431点
-合計点数:975点
次回は5日後の通院で前歯の抜歯を行います。