パソコンで作業をする時の光の取り方で目に与える負担が変わってきます。厚生労働省のガイドラインを分かりやすく解説してます。オフィスでも自宅でも活用できますのでお役立てください。
室内では光の明るさの差が大きくならないように
目の組織には瞳孔(どうこう)というものがあり、明るさによって大きさを変化させます。ディスプレイと室内の明るさのギャップが大きいと目に負担がかかるので、疲れ目や眼精疲労に発展しやすくなるのです。
厚生労働省のルールによるとディスプレイの画面の明るさは500ルクス以下で、書類やキーボードの明るさは300以下が適切です。
ちなみにディスプレイと書類の明るさの差が大きいと目に負担がかかりますので、書類の置き場や外からの光が反射しないないかも確認します。
昼と夜によっても外部からの光量が異なりますので、ディスプレイの明るさもまめに調節しましょう。キーボード左下の「Fn」キーを押しながら「明かりのマーク」が書いてあるキーを押すとディスプレイの明るさを変えられます。
太陽光線を上手に遮るのがコツ
パソコン作業においては外部からの光量が多いと目に負担がかかるので、上手に太陽光線を調節することが必要です。社内では窓に付いているブラインドを使ったりパーテーションを置いてまぶし過ぎないようにしましょう。
パソコンに向かい合った時に正面が窓の位置になることもあると思います。私も自宅でパソコンに向かう時は窓が正面にあります。昼間明るいと外からの光とディスプレイを同時に見ることになり、目がすぐに疲れてきます。
私の場合はカーテンをデスクの位置だけ閉めて作業をしています。半分は開けているので外部からの光も適度に入り、ディスプレイも見やすいので作業に適しています。
次は光の反射(グレア)についてのお話です。