荷物の持ち方で肩こりを防げます!

立っている時の正しい姿勢に加えて歩き方も良ければ体に余分な負担を掛けませんし、コリを未然に防ぐだけでなく美しく映ります。

正しい姿勢の歩き方

以前に理学療法士の友人にアドアイスしてもらったのは「頭のてっぺんから糸をつっているイメージ」で歩くと良いと言われました。確かにこうすると全体の姿勢もピンと張り伸ばされたものになります。

背筋を伸ばして腕は軽く振るようにします。足はかかとから着地してつま先を蹴りあげる仕方で歩きます。これが歩き方の基本スタイルです。

ハイヒールなどのかかとが高い靴で歩くと体の重心が前のめりになります。バランスが悪いのでつい猫背の姿勢になりやすく背骨のゆがみや周辺の筋肉のコリなどの原因となります。肩こりなどに悩まされているのであれば極力ヒールの低い靴を選びましょう。

荷物の持ち方も姿勢に影響を与える

荷物の持ち方も大切です。持ち方が悪いと肩こりの原因にもなるのですが、それ以上に姿勢を悪くしかねませんので注意が必要です。

通学や通勤で使うバッグなどの持ち方はどうでしょうか?いつも同じ肩や腕に持つと体の姿勢がゆがんでしまい、それに基づいてバランスが作られてゆきます。私の場合はこれが原因で頚椎椎間板ヘルニアになりました。

通勤時、家から会社まで片道1時間だとすると往復で2時間、月に直すと40時間以上荷物を持つことになります。持つ側を替えたり、バッグそのものや中身を再検討することで余計な物を減らしたりして肩にかかる負担を軽減することができます。