中高年の女性の肩こり原因を解説

中高年の女性は肩こりや首の痛みを抱えやすい要素を持っています。首の痛みの原因の多くは加齢による組織の変性と筋力の低下です。

椎間板の変性は加齢とともに影響を及ぼすので避け得ないものです。しかし筋力の低下については個人的な努力次第でフォローすることができます。

体は本当に上手にできており、仮に骨の組織が弱くなったとしても筋肉である程度カバーすることができます。反対に筋力がないと余分な箇所の筋肉も使ってカバーする必要が生じるので負担になります。

ウォーキングや体操など体を動かしつつ筋力トレーニングを同時に取り入れると無理なく続けることができます。軽いトレーニングでも継続すると体力維持につながるので首の痛みを緩和する助けになります。

更年期障害は肩こりの原因となる

中高年の女性が肩こりに悩まされる別の原因の一つとして更年期障害があります。更年期にはホルモンのバランスが乱れることがありますが、この時に出てくる様々な体調不良を不定愁訴といいます。

ホルモンバランスは自律神経にも影響を及ぼし血流が悪くなることで肩こりが発生しやすくなります。たかが肩こりかもしれませんが、ひどくなると頭痛や吐き気や気分の低下にもつながるので軽視できません。

◆更年期障害の症状に伴うストレスも肩こりの原因になることもあります。

肩こりを引き起こしているのが更年期障害であれば婦人科が適応科です。治療を進めてゆく上で肩こりが緩和してゆくのであれば更年期障害の症状が原因であったと特定できます。

しかし肩こりの原因は他にも普段の姿勢や生活様式などが関係してくることも多いので、病院を受診されるのを機に生活全般を見直してみることをおすすめします。