ジョギングをする女性

身体の体力をつけて免疫力を高めるために運動は欠かせません。

運動をしている時にNK(ナチュラルキラー)細胞は活性化されることが医学において解明されているので、生活の中でも積極的に取り入れたい習慣の一つです。

しかし運動をするからといって何でも良いわけではなく、免疫力が上がる運動と下がる種類があるのをご存知でしょうか。自分にとってふさわしい運動を選ぶ上で参考にしていただければと思います。

適度な運動は免疫力を高めて強化する

運動の量と強さは免疫の向上と必ずしも比例しているわけではなく、あまり激しすぎる運動や長時間に及ぶと逆に免疫を下げる恐れがあります。

無酸素運動のような激しい運動をしたり、長時間運動を行い続けるとNK細胞は十分に働かなります。その結果、体調を崩しやすくなるのです。

例を挙げると、子どもたちでもスポーツの大会や運動会の後に必ず風邪を引く子もいますし、大人でも激しい運動に参加した後に体調を崩す人もいるのは上記の理由からです。

それで比較的軽めの運動から始めて行うことをおすすめします。もちろん体力は人それぞれなので何が軽めかは異なりますが、ウォーキングやサイクリングはおすすめの方法です。

例えば週に2~3回ほど1時間ずつ歩いてみます。最初は身体を慣らすためにゆっくり歩くことができますが、徐々に歩く速度を上げると軽い運動になるので効果的です。

体力と足腰に自信のある方はジョギングでも構いません。自分の状況に応じて軽い運動となり得るものを選びましょう。

◆楽しみと運動を兼ねるには?
運動そのものの効率性を考えるならばウオーキングが一番優れているかもしれません。しかしある人(私もです)はただ歩くだけでは楽しくないし飽きてしまうと感じるようです。

都市部に住んでいるならば、公園や河川敷を歩くと自然を楽しみながらウォーキングを行えますし、家族や友人を誘うならば軽くおしゃべりをしながら続けられます。

最近都市部で増えているのがクロスバイクです。
ウォーキングほどの運動効率はありませんが、自転車だと距離を走ることができるので、街並みの景色が変わるので比較的飽きづらいのが特徴です。(街乗りに向いているマウンテンバイクでもOK)

自転車を置く場所さえあれば、気が向いた時に運動ができるのでおすすめです。程度の良い物でも10万円以内で購入が可能なので、電動アシスト自転車の代わりにしてみてはどうでしょうか。

大切なのは適度な運動を継続すること

学生自体の時に何をやってきたかである程度の基礎体力は決まります。年配の方でも健康的な方の話を聞くと若い頃からスポーツをしてきたという方の話を聞くことが多いです。

もしそうでなくても今からでも身体を動かすことは遅くありません。大切なのは身体を動かすのを楽しいと感じることです。運動が楽しいと感じられれば継続して行うこともできるからです。

趣味としての登山はかなり知識や専門性が求められますし費用もかかるのでハードルが高いでしょう。おすすめはウォーキング&ハイキング(軽登山)です。

日常の中ではウォーキングを行って体力をつけつつ、休日には一日時間をかけてハイキングや軽い山登りをすることです。数百メートル程度の山でも上手に選べば見晴らしも楽しめつつ、歩くことができます。

行き帰り合わせて5~6時間程度であれば、軽い疲れを感じる程度で済みますし、低山であればコースもキツくないですし迷うこともないでしょう。軽いトレッキングの服装は必要になりますが、観光気分で歩くことができます。

ウォーキングやハイキングなど無理なく身体を動かすことを趣味にできるならば、心身ともに健康の元となる免疫を高めることができるようになるので、生活に取り入れてみてはいかがでしょうか。