VDT作業-パソコンを使う

VDT症候群って何ですか?

◆パソコン作業を原因とする健康障害の総称です

VDTとはVisual Display Terminalの略で画像表示端末という意味があります。オフィスの業務では主にパソコンの操作がこれに相当し、長時間パソコンで作業を行なっていると様々な症状が出てくることがあります。

主に目に症状が出ることが多く、疲れ目やドライアイ、視力の低下などがあります。他にも肩や首のこり、腱鞘炎や腰の痛みなど様々です。精神に影響を与える症状として、頭痛や不眠、抑うつ感など非常に多岐にわたります。

病気の足がかりになるのがVDT症候群の特徴

上記に上げた症状の中にはセルフケアで改善が見込まれるものも含まれています。しかし症状が悪化すると治療が必要なものになることもあるので注意が必要です。

たかがパソコンの作業・・と思って体調の不良を放っておくと病院のお世話になってしまいます。時間もお金も浪費してしまうので、早めの対策を取ることをおすすめします。

業務に必要なパソコンの作業を行なっていて休職や退職に追い込まれては本末転倒です。まずは十分な知識を身に付けて対策を行いましょう。

ガイドラインはあるけれど、自己管理は必須です

実は厚生労働省でも「VDT作業における労働衛生管理のためのガイドライン」というものを出しており、会社によってはガイドラインに沿ってオフィスの環境を整えているところもあると思います。

ガイドラインのページは役所のページだけあって非常に見づらく、(30,000文字以上ありました)読んでいるだけでVDT症候群になりそうだったので軽く読み流してしまいました。

厚生労働省のガイドラインに基づいた内容で、会社にマニュアルなどが無い方は一度目を通してみると良いかもしれません。→こちらです

ざっと目を通すと分かりますが、会社で管理してゆく部分と自己管理の範囲があります。会社がどうであろうと「健康は自分持ち」なので、出来る範囲で改善できる部分は実施してみるのはいかがでしょうか。