椅子とテーブル

膝の痛みの原因には日常の生活スタイルも関係しています。

例えば家の造りが和式で畳の上に座る生活様式だと、膝を深く曲げる動作や立ち座りの際に大きな負担を掛けてしまうことが少なくありません。膝に優しい生活スタイルとはどのようなものなのでしょうか?

できるだけ洋式で、椅子を有効活用する

もし今までの部屋が和式のスタイルであれば可能な範囲で洋式に切り替えると膝への負担が減って楽になります。洋式と言っても大きなことをする必要はなく、簡単にできる方法として椅子とテーブルの導入が挙げられます。

畳に膝を付いて座るのは膝にとっては大きな負担が掛かるので椅子に替えたいところですが、家族の同意が得られないなど難しい場合は直接畳に座る代わりに座卓用の低い椅子を用意すると良いでしょう。

ソファーについてはあまりにも柔らかくて深く座るものはおすすめできません。なぜなら深く座っている姿勢から立とうとすると膝に負担がかかるからです。

他にも生活の中でしゃがむ姿勢になる/不安定な姿勢になる場所として玄関の靴の脱ぎ履きや入浴の際の脱衣所や風呂場が挙げられます。

簡単な椅子でも良いので置いておくと膝の負担を減らしたり転倒のリスクを減らすことができます。玄関の段に座ると少し低くくなり膝に負担がかかるので、ちょうど椅子ぐらいの高さが適当です。

デメリットとしては、椅子を購入するとなるとお店から持って運んで帰らなくてはならない手間があります。しかし楽天市場などの通販で購入すれば家まで届けてくれるのでとても便利です。

[参考サイト] 楽天市場:椅子売り場

最近は大分少なくなってきたと思いますが、和式のトイレも膝に大きな負担を掛けるので簡易的に設置できる洋式の便座を用意しましょう。近所のホームセンターでも売ってます。