デスクワークに欠かせないのがキーボードの操作です。しかしデータ入力作業のように一日中キーボード操作をしていると腱鞘炎などになる恐れもあります。キーボードを使う上での注意点が厚生労働省のガイドラインに載せられていたので簡単に解説します。
キーボード操作では特に手首をいたわる
入力作業が中心の方は、恐らくキーボードとパソコン本体が別になっているものを使っていると思います。ディスプレイを注視しますが、キーボードを「打つ」のがメインになるので、使いやすいキーボードを準備しましょう。
ガイドラインには「操作したことを作業者が知覚」できるほうが望ましいとあります。どんなタイプのキーボードを使うかは好みもありますが、あまり力を入れなくても打てるものが長時間使っていても疲れません。
✔ 手首の角度も大切:まずはキーボードの前に手を置くスペースを確保しましょう。大体20センチもあれば十分といえるでしょう。使うキーボードに厚みがあると手首に角度ができてしまい、負担がかかります。
手首を反り過ぎないためにリストレストを置くならば、手首や腕・肩にかかる負担を軽減することができます。
データ入力などの作業は集中して行うだけあって、腕や肩が疲れやすい作業の一つです。こまめに小休止を取り、軽いストレッチや伸びなどをして肩や首がこるのを予防しましょう。