ストレスは様々な身体的な疾患の引き金になったり、うつ病などの精神的な病の原因になることがあります。しかし、肩や首のこりの原因になることをご存じでしょうか。まずはメカニズムを解説します。
ストレスとこりのメカニズムについて
人は強いストレスを受けると自律神経の働きが乱れることがあります。自律神経の乱れはめまいなどの不定愁訴として現れることもありますが、血行障害として症状が出ることがあります。それが肩や首周辺で起きるとこりの原因となります。
別の原因としてはストレスと緊張の関係です。誰でも強いストレスを受けると緊張するものですが、それが首や肩の筋肉に出ることがあります。筋肉の緊張が血行障害を引き起こしてこりの原因になることがあります。
私の場合は首のヘルニアを持っていますので、強い緊張を受けた時に首のつけ根一帯がこわばり痛みを感じた経験があります。
こりの原因となるストレスを無くすには?
多くの場合、ストレスの原因が職場で生じるようです。仕事上の人間関係がストレスのNo.1ですが、そうは言っても職場をやすやすと変えるわけにもゆきません。
ストレスの原因が特定の「人」であるならば、相手を変えるのはそう簡単ではありません。こちらの捉え方を上手に調整して感情的に受け流す術も必要になるでしょう。
別の方法としては、生じるストレスは消せないとしても上手に解消することです。運動などは身体面でも血液循環を促進しして首や肩のこりを軽減できるのでおすすめです。
いずれにしても肩や首のこりはストレスの初期段階といえるので、それ以上症状を進行させないようにする実際的な手段が必要になるでしょう。