老夫婦の旅行

膝が痛いからといって旅行を控える必要はありません。しかし旅行を計画するにあたって綿密にプランを立てておくことで膝の痛みを悪化させることを防ぎ旅の楽しい思い出を作ることができます。

一般的に言ってパックツアーはおすすめできません。団体旅行は確かに費用を安く済ませられますが、時間割がきっちりと決まっており他の大勢の人に合わせなくてはならないからです。

それで膝のためにも個人旅行がおすすめなのです。

旅の目的地と拠点(宿)を決める際の注意点

旅の目的地を決める際に綿密に計画する必要があります。具体的には現地でどのくらい歩かなくてはならないのか前もって確かめることです。

有名な観光地であれば必ずと言っていいほどホームページがあります。ホームページの中には観光地のマップのような物があるのでどのくらいの距離を歩くか調べておきましょう。

観光地と言っても軽く歩くような程度の場所から軽登山に近い物まで様々です。距離だけでなく高低差があるかどうかも見ておきましょう。

ちなみに尾瀬のような観光地はハイキング(コースによっては軽登山の部類)になるので膝の痛みが中程度以上の人にはおすすめできません。

[参考資料] 鳩待峠から尾瀬までのルート

もし心配な点があれば現地の観光協会にお問い合わせください。多くの観光地は誘致に力を入れているので色々と親切に教えてくれますよ。

旅の宿についても膝の状態によって様々です。

痛みが軽度であれば特に制限はないと思います。しかし痛みが中程度であればエレベーターがあるかとか布団かベッドかという問題も重要です。

膝の痛みが心配な方にとっては旅館よりもビジネスホテルの方が良いと思います。特に泊まる宿にこだわりがなければホテルの方がリーズナブルでなおかつ洋式なので心配は要りません。

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気心の知れた人と出かけるのが良い

誰と旅行に出かけると言う点は「膝の痛みを理解してくれる人」がおすすめです。途中で膝が痛くなった時にも気兼ねせずに休むことができます。

一番の同伴相手は家族ですが、中の良い友人や同じ膝の痛みを持っている人でも良いでしょう。

旅行を計画している時点で、自分は膝が痛いのでゆっくり歩くことや途中で休憩が必要なことを伝えておき了解しておいてもらいましょう。

そうすれば万が一、旅行中に膝が痛くなったとしても相手に迷惑をかけることなく休むことができますし、無理をせずに済むからです。