稀に歯並びがかなり乱れている方っていますよね。
個人的には、気の毒な感じがしてしまうのと、ブラッシングがしづらいので歯の健康を保つのは大変だと感じてしまいます。(すみません、余計なお世話かもしれませんね・・)
歯並びを全く気にせずに明るく毎日を送れると最高なのですが、性格や考え方そのものに影響してしまうこともあるようです。なぜ歯並びが悪くなる人と、そうでない人がいるのでしょうか。
歯並びが悪くなる原因とは?
歯並びが悪くなる先天的な要素は遺伝によるものです。顎の形や歯の大きさや欠損があるかどうかは大きな要因です。父か母方、あるいは親族に同様の骨格や歯並びの方がいる可能性が高いです。
遺伝に加えて後天的な要素も原因となり得ます。頬杖をつくことや特定の姿勢なども影響がありますし、鼻炎のため鼻呼吸していたり、他にも爪を噛むといった、ちょっとした癖も歯並びに影響を及ぼします。
子どもの成長期における歯並びが乱れる原因は多種多様です。多くの歯並びが悪い方は成長期の時に歯並びが悪い状態を放置してしまったことに原因があります。しかし子どもに原因があるわけでなく、親の様々な事情によるものです。
例えば家庭の経済状況が思わしくなく、十分な費用と時間をかけて歯列矯正をすることができない場合もあるでしょう。あるいは親が自分の生活で精一杯で、子どもの健康や将来をあまり重視していないこともあります。
理由はともあれ、大人になって社会に出て初めて、自分の歯並びの悪さに愕然とさせられることもあると思います。
歯並びは性格のみならず、人生そのものにも影響
歯並びの悪い方の考え方も様々です。正直なところ「全く気にしないよ」と言うのは少数派かもしれません。「笑いたいけれど歯を見せたくない」と感じている人の方が多いと感じます。この葛藤はかなり辛いものだと思います。ぜなら自分の感情を自然と抑圧してしまう習慣ができてしまうからです。
本来は友人との楽しいひと時でも、常に頭の中には自分の容姿のコンプレックスがあるからです。感情を抑える時期が長ければ長いほど当人の性格にも影響してゆきます。
学生時代はさほど気にせず明るくて笑うことの多い人だったとしても、社会に出てから徐々に感情を表に出せなくなることがあり得ます。気持ちを表に出すことを抑えてしまうと、人との正常なコミュニケーションを阻害することになります。その結果、仕事や日常生活のみならず、結婚や人生そのものが大きく影響を受けるでしょう。
もし現状がそうだったとしても諦める必要はありません。
大人の歯も歯列矯正ができる
もし大人になってから、歯並びの悪さに気がついたとしても遅くはありません。大人の歯列矯正というものが存在するからです。もしかすると歯列矯正は成人する前でないと難しいと思っていますか?実は成人してからも矯正は可能です。
歯列矯正も様々な方法がありますが、一番確実なのはワイヤーを付けるタイプのブラケット歯列矯正です。費用は約100万円前後かかりますし、期間も1~2年と長期に渡ります。割高に感じるかもしれませんが、今後の長い人生を考えると早めに取り組んでおくことには多くのメリットがあります。
最大のメリットは外見です。毎朝、鏡を見るのが楽しくなりますし、自身を持って笑うことができます。性格が外交的になると仕事や生活そのものが充実してゆくのを実感するはずです。
歯の見た目だけでなく、かみ合わせ自体も改善されるので、顔の歪みの改善も期待することができます。なおかつ歯並びが良いとブラッシング等のケアが容易にできるので、虫歯や歯周病の予防にもつながります。
歯並びで悩んでいる方は、現在と将来の自分のために若干費用と時間はかかりますが、歯列矯正を前向きに検討してみることをおすすめします。