中性脂肪を下げるために押さえておきたい3つの点
初めて受けた市の特定健診で中性脂肪値が引っかかってしまいました。
値は204(基準値は50-149mg/dL)だったので、軽度の異常のようです。
中性脂肪ってたまに聞く言葉ですけど、何が問題で、どうすれば下げられるのか全く知らないので、少し調べてみました。
まとめてみましたので、健診で中性脂肪の値が高かった方は参考にされてください。
中性脂肪の値が高いと何が問題なのか?
中性脂肪自体は人が活動してゆくために必要なもので、重要なエネルギーとなります。食事をすることでエネルギーを蓄えますが、糖質を摂りすぎると、体内に不要な部分が、いわゆる「ぜい肉」となってゆくのです。
それと共に、中性脂肪が必要以上になると血流に分泌されてゆくので、健康診断の血液検査の値で異常がはっきり分かるのです。
値が高いと、どんな問題が生じるでしょうか。
分かりやすく言うと、血液中に脂肪が含まれた状態が続くと、血液の流れが悪くなります。その結果、動脈硬化を引き起こし、心・脳疾患の原因となるのです。
それに加えて中性脂肪が過剰になると、肝臓に脂肪がたまり脂肪肝になる恐れがあります。脂肪肝になった状態で放置しておくと、将来的には肝硬変になることもあります。
つまり中性脂肪の値が高いということは、命にかかわる疾患の予備軍だというとことです。すぐに結果が表れないので軽視されがちですが、時間をかけて確実に症状は進行してゆくでしょう。
それで、異変に気づいたならば、すぐに対処策を講じる必要があります。
中性脂肪の値が上がる原因とは?
食生活に原因があります。
動物性脂肪や糖質の摂取を抑える必要があります。
例えば肉中心の食生活、炭水化物の摂り過ぎ(炭水化物の中に糖質が含まれる)、砂糖を多く使った食品も中性脂肪の値を挙げる原因となります。
心当たりがあった点として・・
もう、これだけで十分にアウトですね。
実は健診を受ける前日の晩に・・
というメニューでした。(検査当日は朝食を抜いた)
多少は影響しているかもしれません・・
いずれにしても食習慣を変える必要があるのは明らかです。
中性脂肪の値を下げるためにできる3つのポイント
中性脂肪の値が上がる一番の原因として食生活が挙げられます。
◆1番めは食生活の改善です。
肉料理を中心として脂っぽいメニューや飲酒はたまには良いですが、たしなむ程度にしましょう。メニューの中に肉料理から魚料理の割合を増やしてゆくのが理想形です。
私の場合、問題になるのが炭水化物の摂り過ぎです。
若い頃よりかは摂取量が減りましたが、カロリー消費量を超えて食べている気がするので、減らしたいと思います。
あと、早食いも良くありませんね。
急いで食べると、満腹中枢が働く前に平らげてしまうので、余分に食べがちです。よく噛んで、時間をかけてゆっくりと食事をするようにします。
清涼飲料水も意外と中性脂肪が上がる原因になります。
夏場、毎日のようにコーラを飲んでいたので、これを全て「お茶か水」に換えたいと思います。コーラ飲まないと身体が欲するのですが、頑張って克服したいです。
◆2番目は運動をすることです。
中性脂肪の値を下げるうえで、運動は欠かせません。
運動といっても軽く体操する程度ではなく、有酸素運動が必要になります。
手軽にできるのがウォーキングです。
週に3回程度、毎回30分くらい行うのが理想です。
ウォーキングといっても、単に歩くだけではなく、軽く汗をかく程度の早歩きです。そうすると脂肪が燃焼するので、中性脂肪の値を下げることができます。
どうしても運動の時間を取ることができなければ、通勤時の歩く時間でも代用することができます。
特に、地方で車中心の生活を送っていると、家-会社-スーパーの往復になり、歩く機会が少なくなるので意識的に運動の時間を取りましょう。
◆3番目はサプリの導入です。
サプリは補助的に用いるので、これだけ使っても効果を期待することはできません。
しかし、食生活を改善して定期的な運動を行いつつ、サプリを使用することによって、相乗効果を期待することができます。
また、仕事が忙しくて運動ができなかったり、付き合いでどうしても食べに行かなくてはならない時もあります。そんな不可抗力に面した際でも、サプリは摂り入れ続けられるので便利です。
評判の良いサプリを見つけましたので、こちらも参考になさってください。
私も次回の健康診断に向けて頑張りたいと思います!
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