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冷房病(クーラー病)で下痢になる原因と治し方

暑くなると冷房なしでは生活できないのが日本の夏の特徴です。

しかし大抵は自宅や電車の中、銀行やコンビニをはじめ、オフィスなど建物の中は基本的に冷房はかなり効いた状態になっています。

ここ数年でクールビスが普及してきたのでオフィスでは冷房の設定温度を低めにすることは少なくなってきたと思います。しかしエアコンの位置によっては今でも冷房病にかかる方もいらっしゃるでしょう。

私も自宅で仕事をしていてエアコンをかけっぱなしにしていたら急にお腹が痛くなりトイレに駆け込むことになってしまいました。身体の表面がすっかり冷えきっていたので冷房病になってしまったのでしょう。

今回は冷房病と下痢との関連と対処法を紹介します。
 

冷房病による下痢の原因と治し方

医学的には冷房病というのは存在していないので一般的に呼ばれるのは「いわゆる」の範囲内のものです。

冷房病が具体的に何を指すかというと冷房が効いた部屋と外気の気温差(5℃以上)を行き来することにより自律神経が乱れて様々な症状を引き起こします。下痢もその症状の一つです。

他にはエアコンをつけることにより冷気がお腹を含む全身を冷やして下してしまうというパターンも存在します。

私の場合は自宅で仕事をする時のデスクの位置がちょうどエアコンの風に当たる場所で身体が冷えきってしまうことがあります。前回下痢になってしまったのはこれが原因でした。

つまり身体を必要以上に冷やすことと、暑い-寒いを繰り返して体調不調を訴えるのが冷房病の原因とメカニズムです。

自分で体感温度を調節するのがコツ

自宅ならまだしもオフィスでは暑がりの人も一定数いるので簡単に設定温度を上げられないのが現状です。そんな状態であれば自分で体温調節をする必要があります。

上に軽く羽織るものを用意しておけば少し寒いと思った時に簡単に調整することができます。なおかつ首を冷やすのは血流を悪くする原因にもなるので首に巻くアイテムを準備しておけば完璧です。

エアコンの位置で風が当たるのが避けられない場合はどうしたら良いでしょうか。私は自宅で仕事をする時にエアコンがデスクの近くにあるので完全に回避はできませんがサーキュレーターを使って冷風が直接当たらないように工夫しています。

このように自分で体感温度を調整しつつ冷房の風が直接当たらないようにするだけでも冷房病を治すことができます。他には睡眠をはじめ生活サイクルの見直しやストレスの軽減、適度な運動により身体の循環を促進するのも効果的な方法です。
 

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