セデンタリー症候群とは?仕事中にできる対処法
「座りすぎの弊害」というのをご存知でしょうか?これはセデンタリー症候群と言ってデスクワークに長時間従事している方の多くが該当します。
一日中仕事で椅子に座って作業しているとほとんど動かないことが多く、その結果運動不足となり肥満率が上昇します。そうなると糖尿病をはじめとして心疾患や様々な病気にかかる確率が上がるのです。
座りながら作業している方が歩きまわるより楽に感じます。しかし一日中外で肉体労働をしている方に比べるとカロリーの消費量が圧倒的に少なくメタボになりやすいのも事実です。
つまり座り過ぎによる様々な疾患率の上昇につながる状況をセダンタリー症候群と呼ぶのですが、どのようにして予防することができるのでしょうか。
仕事中にできるだけ歩くように心がけるには?
朝の通勤時と夕方の帰宅時を除いて一日仕事をしている中でどのくらい歩いているでしょうか。一番理想的なのは一時間ごとに少し歩く時間を設けることですが自由が利かないかもしれません。
それで昼休みの時間は外で食事を取るにしてもついでに歩くように心がけたいものです。10分から15分くらいでも構わないので身体を動かす時間を取り入れるようにしましょう。
簡単にできる別の方法としては「階段の昇り降り」が挙げられます。できるだけエレベーターを使わないで階段を使うようにするだけで歩く距離を稼ぐことができます。
人間は自然と楽な方に流れがちなので、それと反対の方向に向けた行動をするようにするだけでも身体の鍛錬にもなります。なおかつ長期的に見て運動不足が起因する疾患を避けることができるので一石二鳥です。
まとめ:身体に悪影響を及ぼす習慣は改善しよう
セデンタリー症候群はタバコと同列に挙げられるほとの害があると言われています。害の程度について判別するのは簡単ではありませんが、座りっぱなしの生活は確かにマイナスになるので、できるだけ歩くことを考えるようおすすめします。
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