春から夏にかけてのめまい-自律神経の乱れが原因?
体調について以前から気になっていたことがあります。
それは春から夏の時期にかけて原因不明のめまいが起こることです。それはちょうど春の終わり、初夏の時期にかけてから梅雨に入る位の時期です。
特に机に向かって仕事をしている時に症状が顕著です。今のところ仕事に大きく差し障る訳ではないので医療機関は受診していないものの、近年はこの時期になると毎回起こるので気になっています。
重篤な疾患の可能性を排除して考えると、私のケースは以下の結論に至りました。自分自身の備忘録も含めて記録しておきます。
めまいは自律神経の乱れが原因でも起こる
自律神経というのは身体が自動に内蔵や血管などをコントロールする機能で交感神経と副交感神経で成り立っています。この両方は昼夜絶妙なバランスで身体を制御して健康に日常生活が送れるよう助けてくれます。
その一方、自律神経のバランスが崩れてしまうと身体の各部分に不調和が起きて、理由の分からない体調不調(不定愁訴)を引き起こします。
場合によっては自分が症状の原因を知らないだけで別の疾患が隠れていることもあるので、症状の程度に応じた検査は必要です。それらの要因を除外した時に不定愁訴の原因を自律神経失調症と診断します。
症状は様々で、頭痛や肩こりから原因不明のイライラや不安感などがあります。私が春から夏にかけて起きるめまいもその一つです。
◆季節的な要素も原因となる
自律神経の乱れには季節的な要素もあります。冬から夏の時期にかけて身体は交感神経から副交感神経が活発になるようです。その結果、自律神経が乱れる原因となるのです。
その他、私の性格には自律神経を乱しやすい要素があったり、運動不足や生活バランスが悪いといったリスクファクターが存在しています。
気になる方は医療機関を受診しよう
今のところ、私の場合は生活に支障が出るほどでもなく、気になりつつも普段通りに活動をしています。
自律神経の乱れには広範に渡る症状が存在しており、なおかつ他の疾患を排除しなければなりません。なおかつ心因性のもの(うつ病やパニック障害)である可能性もありますので、気になる方は一度医療機関を受診してみることをおすすめします。
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