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白湯(さゆ)が冷え性改善や身体に良い理由とは?

私には中国人の友人たちがいます。
彼らは事あるごとに水をよく飲むようにすすめてきます。

ただ単に飲むのではなく、夏の暑い時でも白湯を飲むようにと言うのです。中国では漢方が医療のスタンダードですが、漢方の考えの中には白湯が体に良い効果をもたらすと言われています。

実際に白湯にはどんな効果があるのでしょうか。
簡単にできる健康法です。
 

白湯を飲むことのメリット

夏場は特に暑いので冷たいジュースな飲みものを摂取しがちですよね。確かに口の中やのどごしは良いですが、内臓が冷えてしまうので代謝が落ちて夏バテの原因となるのです。

しかし・・

白湯を飲むと胃腸を温めてくれるので内臓が活性化します。代謝が改善されたり身体の燃焼効果が良くなります。代謝がアップするとカロリーを消費しやすくなるので、ダイエット効果があると言われているのは、この理由からですね。

内臓が温まるというのがポイントです。

胃腸が温まると、体内の血行が促進されるので冷え性改善の効果を期待することができます。特に夏の時期、オフィス内のクーラーや冬の時期の冷え性に悩まされている方にもおすすめです。

他にも体温が上がるので免疫に効果が上がったり、腸を活性化するので便秘予防や、間接的には美肌効果も期待することができるでしょう。

どのように効果的に白湯を摂取することができるでしょうか?

朝昼夜の3回飲むのが効果的

朝昼夜の3回、それぞれコップ一杯を目安にして飲みます。一日の中で食事や他に水分補給もするので白湯を1リットルも飲む必要はありません。

食後はすぐに飲まないようにしましょう。食べたものが消化し始める、大体30分から1時間後に飲むのがベストです。

もし仕事などで昼飲むのが難しければ、朝と晩(就寝前)の2回だけでも構いません。しかし一番優先して心がけたいのが朝の起床時に白湯を飲むことです。

睡眠時は自然と発汗しているので、身体の中の水分が失われてゆきます。それで朝一番には水分補給が必要なのです。必要な水分を白湯を通して飲むと、体も活性化され目も覚めますし、内蔵も温まってゆくので代謝が高まり体が整ってゆくのです。

おすすめの飲み方は、一気に飲み干すのではなく、徐々に少しずつ、お茶を味わうような感覚で白湯を飲むと身体に浸透してゆきやすいです。

白湯の作り方は簡単!ヤカンでお湯を沸かすだけ

白湯の作り方に特別な事はありません。水にヤカンを入れて沸騰させてから、火を弱めて10分位煮立てればOKです。

いちど沸かしたら、大体50度くらいまで冷やして、熱すぎない程度にします。もし体温よりも温度が下がってぬるま湯になってしまったら、それは使いません。

元々はただの水なので、捨てて新しいものを作り直しましょう。沸騰させるとカルキも飛ぶので水の味もまろやかになります。好みに応じてジンジャーやはちみつなどを入れることができます。

白湯は費用が安く済むだけでなく、とても簡単にできる健康法です。起床時のちょっとした手間で一日を快適に過ごすことができるので、試してみてはいかがでしょうか。
 

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