注意!休日の寝坊は仕事効率を下げることになる!?
文部科学省が実施した睡眠と生活習慣の関係についての調査から興味深い点を知ることができました。それは休日に寝坊する子どもほど普段の授業において集中力が下がるということです。
[参考資料] 文部科学省:睡眠を中心とした生活習慣と子供の自立等との関係性に関する調査の結果
この状況は子どもたちだけではなく私たち大人も共通する点があるのでシェアしておきます。
午前の授業が眠いと感じる子どもの特徴
この調査によると休日に寝坊(2時間以上遅く起きる)する子どもたちが午前中の授業で眠くなる率がそうでない子どもたちに比べて4倍に上るという結果が出ました。
確かに現代の子どもたちは忙しくて疲れていますが、必要以上に睡眠を摂ると生活バランス自体が崩れるのでマイナスの影響を及ぼす結果になります。
考えられる別の理由として「休日前の夜更かし」があります。親も休日前は油断してしまって子どもたちが夜更かしするのを許してしまうことがあります。それは翌日の起床時間が遅くなるのを意味するので睡眠のリズムが崩れてしまうのです。
◆大人も全く同じだと思う
週中忙しいからといって週末にあまりも遅くまで寝坊するのは睡眠のバランスを崩す結果になります。私も以前は週末に昼近くまで寝ることがありましたが、あまり質の良い睡眠を摂れているとは感じませんでした。
人によって必要な睡眠の時間は異なります。大人だと大体一日6~8時間は必要になります。しかし具合が悪かったり疲労困憊していない限り睡眠を過度に摂るのも悪影響になります。
午前中の時間に頭が回らないと仕事の効率を下げる結果になります。仕事をしている時に午前中は頭がスッキリしていないと感じる方は週末の睡眠の習慣を見直してみることをおすすめします。
もちろん翌日が週末だからといって夜更かしするのはNGです。睡眠は週中/週末に関わらず一定のサイクルをもって摂取するならば健康を維持できるだけでなく、仕事の効率も維持することができるからです。
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