歯槽膿漏の初期段階での治し方
ここ最近、前歯の付け根がほぞ痒い感じがします。
それだけでなく軽く押すだけで血や膿のような物が少し出るので心配になっています。特に疲労がたまっている時には症状が顕著です。
私は元々前歯に義歯をかぶせているので、その部分が歯槽膿漏になった可能性大です。今のところ歯茎が腫れたり歯がぐらつくことはないので初期段階だと思いますが、ここで治しておかないと後々面倒になります。
どんな方法で治せるのか備忘録として残しておきます。
ブラッシング/歯槽膿漏薬を使う
歯槽膿漏とは歯を支えている歯槽から膿が出てくる状態を指します。主な原因は歯石に付着した細菌です。歯石は元々歯垢がこびり付いていたものが時間が経って硬くなったものですが同時に細菌も繁殖してゆきます。
これほ放っておくと付着した細菌が歯周病を引き起こしますが、歯槽膿漏も歯周病の段階が進んだ状態と言えるでしょう。
初期段階の歯槽膿漏を治すにあたり、ブラッシングはとても大切です。ブラッシング(歯間ブラシも)をしっかりすることで、歯垢を上手に落とすことができるので細菌の広がりを防ぐことができます。
同時に歯槽膿漏薬を使うことができます。歯科医の方が紹介しているものもありますし、初期段階であれば市販薬でも治ることがあるようです。
この手の歯槽膿漏薬は指を使って歯と歯茎の間一帯に塗りこんで殺菌と同時に炎症を治します。医薬品の部類なので特定の商品はお勧めしませんが、初期段階の歯槽膿漏であれば評判の良い物を使ってみる価値ありです。
◆早めに歯科医の受診を
ここまで治療法を紹介しておいてアレですが、やはり一度は歯科医の受診を早めにされることをおすすめします。
歯槽膿漏の原因となっているのは多くの場合プラークコントロールが十分ではないことが考えられます。今回歯槽膿漏になった部分は治ったとしても歯石が形成しやすい状態であれば、遅かれ早かれ他の箇所に症状が出てくる可能性があります。
一度歯石になってしまった部分は自分では除去できないので、歯科医にお願いして取り除いてもらう必要があります。つまり歯科医を受診することとセルフケアを合わせて歯槽膿漏を初期段階で治してゆくことが大切なのです。
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