健康まめまめ知識

健康に役立つまめまめ知識を紹介しています。

膝のぐらつきを抑える方法

最近歩いていて膝がぐらつくと感じることはありませんか。

膝のぐらつきには様々な理由がありますが、状態に応じた方法を講じることで上手に抑えることができます。気軽に実行できるものから治療が必要なものまであります。
 

◆関節水腫の場合には治療が必要

現在の膝の状態はどんな状態でしょうか。もし膝に水が溜まって膝の形がはっきりしないようであれば関節水腫の可能性があります。

関節水腫というのは膝に炎症が起こることによって関節包内に関節液の量が異常に多くなることです。整形外科を受診すれば容易に特定することができます。

治療は膝関節内に溜まった水を抜くことと、関節炎の原因を取り除くことです。膝の水を抜くと同時にヒアルロン酸の注射を使うこともあります。関節内の炎症を取り除くために塗り薬や服用薬も用います。

◆筋力低下によるぐらつきの場合

若いころに膝周辺の靭帯(前/後十字靭帯、側副靭帯)を損傷して靭帯が幾らか伸びてしまうと、かなりの時間が経過してから膝のぐらつきを感じることがあります。

元々は周辺筋肉が膝の不安定感を補っていたものの、加齢や生活習慣により筋肉が徐々に衰えてゆくと症状が顕著に表れることがあります。

主に行うべきなのは筋力トレーニングです。膝周辺(特に腿)の筋肉を再び付けることで膝の不安定感を解消することができます。

即効性のある別の方法は膝サポーターの使用です。サポーターは膝を優しく引き締めるように包み込むので突然ぐらつきを感じた時の対処方法になります。

しかし大抵の原因は筋力低下なので面倒がらずにトレーニングをする必要があります。もし膝のぐらつきが大きかったり靭帯に痛みを感じるようであれば整形外科を受診することをおすすめします。
 

 - 病気の原因や対策

  関連記事

乳がんの検診を市町村の開始時期より早く行う理由

以前に身内で乳がんが発見された人がいます。ちょうど40歳になった時の市町村の婦人 …

理由が分かれば安心!生理前のイライラを抑える方法

ある調査によると女性の9割以上の方が生理前になると普段よりイライラすると感じてい …

職場でもすぐにできる!簡単ストレス解消法

ストレスは免疫力を低めて風邪の原因になるだけでなく、様々な病気の元になりかねない …

花粉症の時期に避けるべき食べ物と飲み物とは?

3月に入ると日本列島のほとんどの地域が花粉で覆われるようになります。お住まいの場 …

酒さ(しゅさ)様皮膚炎の原因と治療法

私の身内で冬の乾燥した時期に突然目の周りと頬の上の部分が赤らんできて痒くなってき …

正中頸嚢胞とは?原因と治療法を詳しく解説

少し前に家族が脂肪腫らしきものになったと書きましたが実は事態の進展が見られました …

白目が赤くなった!眼科で結膜下出血と診断

鏡を見ると白目の部分が赤くなっているのに気が付きました。 どうやら出血しているよ …

風邪を引いた時に薬は必要ないのか?

お医者さんの中にも「風邪を引いた時に薬は要らない」という考えを持っている方がいる …

ナノイーなどの空気清浄機は花粉症に役立つか?

花粉症の時期になると外出時だけでなく家にいる時も何とか花粉症の症状が出ないように …

プール熱(咽頭結膜熱)の症状と二次感染を防ぐ

昔は子どもたちにとって夏といえばプール!と言うほど楽しみにしていましたが今はどう …